2008.6.22 ねじれ国会の感想は?
 昨年の参議院選挙後から始まった臨時国会に引き続き行われていた通常国会が閉会しました。ほぼ10ヵ月のロングランで異例のことだそうですが、私たち新人は初めての国会がねじれ国会だったので、先輩議員ほど閉会に対する感慨は正直言ってありません。それよりも国会及び国政に対し自分たちがどう取り組めばよいのかわからないまま「習うより慣れよ」という感じであっという間に10ヵ月過ぎてしまったというのが私たちの感想だと思います。(皆が皆そう思っているのかわかりませんが。)
 しかしこの10ヵ月で体験したことは、貴重だったと思います。これは今現在も感じていることですが、政策にしても各種の国としての意思決定にしても単純な、言い換えるなら透明でわかりやすい過程で形成されていないということです。法案一つを例にとっても衆参合わせて722人の国会議員の議員提案、1府12省の各省庁からの政府提案、地方や各団体からの要望に基づいた提案、中には世論に基づいたマスコミの提案、スタートの時点や途中の過程で様々な主張や思惑などが入り乱れます。成案にならず途中消えていくものも山ほどあります。
 国家が成立する定義は「国民、領土、政府の存在」ですが、国民の生活を保障し、領土を守ることは政府と国会の義務です。その義務を履行するのは、本当に大変だと言うのが素直な感想です。参議院の存在意義は、私は大局的な政治判断をする良識だと思います。そう言うと大げさに聞こえますが、「果たして結論が最良のものか?」と立ち止まって考えれば良識は出てくると思うのですが。
牧野たかお事務所
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